マーベラスサンデーが種牡馬引退、優駿SSを退厩

サンデーサイレンスの初年度産駒としてG1宝塚記念に優勝、種牡馬としても長らく活躍を続けてまいりましたマーベラスサンデー(牡20歳)が今シーズン限りで種牡馬を引退、9月27日をもって住み慣れた優駿スタリオンステーショオンを退厩致しました。
同馬はG1宝塚記念のほか、G2大阪杯、G2京都大賞典など6つの重賞を制し、現役通算15戦10勝の戦績をもって1998年に種牡馬となりました。以降、シルクフェイマス(G2京都記念、G2日経新春杯)、ネヴァブション(G2AJCC、G2日経賞)、スマートギア(G3中日新聞杯)、サニーサンデー(G3福島記念)、ラッシュストリート(Jpn3佐賀記念)、キングジョイ(JG1中山大障害)など産駒は芝・ダート、平地・障害を問わないオールマイティな活躍をし、サンデーサイレンスの後継種牡馬として高い評価を集めておりましたが、同馬の20歳という年齢が考慮され、このたびオーナーサイドの意向により種牡馬引退が決まりました。
今年は32頭に種付、来年生れてくる産駒がラストクロップとなりますが、残された産駒からまた活躍馬が出てくることでしょう。
尚、今後は日高町の大西ステイブルで功労馬として余生を送ることとなりました。