巨躯のスプリンター、ドンフランキーが優駿スタリオンステーションにスタッドイン!

11月20日、600kgを超える雄大な馬体と力強い走りでファンを魅了してきた快速馬・ドンフランキーが種牡馬としての新たなキャリアをスタートする優駿スタリオンステーションに到着しました。

ドンフランキーは2019年生まれの牡6歳、栗毛、安平町産。父は数々のチャンピオンホース&名マイラーを送り出してきたダイワメジャー、母は米国で2歳G1を2勝した名牝ウィーミスフランキー、母の父Sunriverという血統。

現役時代は2歳6月の阪神芝1400m戦でデビュー、後のG1馬ママコチャや重賞馬アグリら好メンバー相手に出遅れながら上り最速で2着と健闘、3戦目に初ダート戦で勝利を飾りました。その後はダート短距離路線で頭角を現し、巨体を感じさせない軽快な脚取りでハナを奪い押し切る競馬で着実に勝利を重ねました。2023年のプロキオンS(G3)で重賞初制覇、同年の東京盃(Jpn2)でも勝利を収め、ダート短距離界の新星として注目を集めました。

2024年にはドバイゴールデンシャヒーン(G1)で海外初挑戦、世界の強豪スプリンターを相手に2着と健闘して国際舞台でも存在感を示しました。その後もクラスターC(Jpn3)で重賞3勝目を挙げ、世界最高峰の米国BCスプリントにも挑戦しました。通算20戦8勝2着4回(海外含む)の輝かしい戦績を残し、本年11月のJBCスプリントを最後に現役引退、優駿スタリオンステーションで種牡馬入りが決定しました。
雄大な馬体から繰り出されるスピードと迫力ある走り、父の後継馬として次代の短距離界を牽引する種牡馬として大きな期待が寄せられます。